CO+CO2 混合ガスによる Fe への浸炭
系の圧力を1気圧とし、Fe-C-O 3元系
オーステナイトにおける1000℃における平衡計算値は
簡単に求まる。(1点平衡計算をするだけで求まる)
入力値 | | 計算結果 オーステナイト中の 平衡炭素濃度 | 計算結果 Graphite基準の 炭素活量 |
P(CO) | P(CO2) | ガス組成 (P(CO))**2/P(CO2) | at%C | wt%C | |
0.90 | 0.10 | 8.10 | 0.65 | 0.14 | 0.058 |
0.95 | 0.05 | 18.05 | 1.35 | 0.29 | 0.129 |
0.97 | 0.03 | 31.36 | 2.17 | 0.47 | 0.223 |
0.99 | 0.01 | 98.01 | 5.00 | 1.12 | 0.667 |
これらの点は下図の赤線に位置する。
Gas + γ_Fe (Fcc)
の領域である。
なお、Fe-C 2元系平衡状態図から
1000℃におけるオーステナイトと「オーステナイト+Graphite」
( もしくは「オーステナイト +Cementite」) との相境界は
6.62at%C , 1.50wt%C である。
( 6.76at%C , 1.54wt%C )
公開文献に記載されている熱力学パラメータ値を用いた
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