CO+CO2 混合ガスによる Fe への浸炭

系の圧力を1気圧とし、Fe-C-O 3元系
オーステナイトにおける1000℃における平衡計算値は
簡単に求まる。(1点平衡計算をするだけで求まる)
入力値  計算結果
オーステナイト中の
平衡炭素濃度
計算結果
Graphite基準の
炭素活量
P(CO)P(CO2)ガス組成
(P(CO))**2/P(CO2)
at%Cwt%C 
0.900.108.100.650.140.058
0.950.0518.051.350.290.129
0.970.0331.362.170.470.223
0.990.0198.015.001.120.667

これらの点は下図の赤線に位置する。
Gas + γ_Fe (Fcc)  の領域である。

なお、Fe-C 2元系平衡状態図から
1000℃におけるオーステナイトと「オーステナイト+Graphite」
( もしくは「オーステナイト +Cementite」) との相境界は
6.62at%C , 1.50wt%C である。
( 6.76at%C , 1.54wt%C )


  
公開文献に記載されている熱力学パラメータ値を用いた
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